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天声人語
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私が中学生の時 国語の先生から朝日新聞の「天声人語」は日本で一番文章の上手い人が
書いていると聞き「ほお~!」と えらく感動した覚えがあります

実家では母が熱心な朝日の読者でしたので 他紙はとったことがありません
結婚してからは主人がサービス 義理に弱く 数か月おきに購読紙が替わりました!?^^;
二年くらい経って私の発言権もやや強くなり 主人の機嫌の良い時に「朝日をとろうよ~」と
提案したらすんなりO.Kが出ました!
主人は土曜日の「be」がお気に入りで「朝日は読む記事が多くて面白いな」とファンになっていました

私も天声人語と随分長いおつきあいなのですが 今もって毎朝楽しみに読んでいます
これまで記憶に残っている名文は数々あれど ひとつを挙げるとしたら迷わずこれです!

あまりの文章の上手さ 美しさに唸りましたね・・・
私ごときに唸られても書かれた天声人語子は嬉しくないかも知れませんが・・・ ^^;

2010年1月3日(日曜日) 冬は読書の季節

 日本の子どもたちは冬休みのさなかだろうが、古い時代の中国には「冬学」なるものがあったそうだ。
農村の子らを農閑期に学ばせるために、冬にだけ開かれる寺子屋のようなものだったらしい。
 かの国では、読書にふさわしい季節も冬とされていた。本を読むのに適した「三余」という余暇があって、
雨の日と夜、それに冬のことを言った。それなら冬の夜は、またとない好機ということになろうか。
江戸時代の日本の漢詩人、菅茶山に「冬夜読書」という作がある。
 「雪は山堂を擁して 樹影深し」に始まり 「一穂(いっすい)の青灯 万古の心」で終わる四行の絶句は、
雪の夜に書物をひもとく喜びを伝える。「一穂の青灯」は燭台の明かり。「万古の心」は書物の伝える古人の
思い。歌人の土岐善麿はこのくだりを「ともしびに面影立つや昔びと」と風雅に意訳している。
 元旦の小紙の別刷り特集が、今年は「国民読書年」だと伝えていた。読むことを通じて豊かな言語力を
育むのが目的という。読書は受け身に見えて、実は脳をフル回転させる営みであるらしい。
 昨今、言葉で感情を表せずに「キレる」子が目立っている。背景には言語力の低下があるとされる。
一方で頼もしい傾向もある。図書館を利用する小学生は、07年に一人あたり約36冊の本を借りていた。
これは過去最多という。
 巣ごもり派も多かった年末年始、「読み納め」や「読み初め」を楽しまれた方もおられよう。人との出会いは
すてきだが、書物との邂逅も捨てがたい。一生ものの一冊に会える読書年であればいい。

さすが日本一ですね 素晴らしいです・・・ 
600数字に収めてあるこの完成度はため息ものですね
切り抜いてお気に入りの本にはさんで 時々読み返しては居ずまいを正しています

菅茶山の「冬夜読書」の解説がありました ご参考までに・・・
↑ 太字をクリックして下さい
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Top▲ | by chic-uni | 2013-11-06 21:06 | Comments(4)
Commented by ヘラとアミ at 2013-11-07 17:25 x
本当にしらないことのなんと多いことか!と思いますね。
三余。冬の夜は本を読むのにいいですよね。
これからどれだけの人に会えるのか どれほどのほんを読めるのか、

本当に為になるブログに感謝してます。
Commented by chic-uni at 2013-11-07 20:38
ヘラとアミさん、私もこれを読んで「三余」を知り、“知るは楽しみなり”
知識をたくさん持つことは人生を楽しくしてくれるものだと実感しました。
たいへん解りやすく書いてあり、有難いですね。
心が清められるような文章です・・・。

「為になる」はおそれ多いです・・・。^^;
でもブログのお蔭で、この年齢でも新しいお友達ができて、とても嬉しいです!
Commented by もこもこ at 2013-11-07 21:54 x
こんばんは。
何とも、高尚なブログ記事ですね・・・
学生の時の、漢文を思い出しました(笑)
いかに、この年になっても、知らないことが、多く、
日々勉強ですね~
天声人語は、亡き父が、孫である、私の息子のために、
毎日切り抜きをしていたので、大変思い出深いです。
三余とは、いい言葉ですよね・・・
心して、冬の夜、読書をしたいものですね。
Commented by chic-uni at 2013-11-07 22:32
もこもこさん、こんばんは。

ブログの品格がど~んとアップしましたでしょ?*^0^*アハハ
漢文や文語体の文章は難しいですが、じっくりと読むとリズムにも深い味わいがあり
奥行きを感じますね。

きっと皆さん同じ思いなので、書き写しノートが人気があるのでしょう。
三余は、余生の過ごし方の道しるべになります。
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