彼らの日本での希望は新幹線に乗ることと もうひとつはお鮨を食べることでした このお鮨やさんは10年くらい通っているお店で ここのおまかせはお鮨の極めつけです ほとんどの友人知人を案内していますが 皆さん「こんなお鮨は食べたことがない・・・」と 感激なさいます いつも始めに小鉢を三品くらい出していただき お酒を飲む方はこれが こたえられないようです 珍しい逸品ばかり並びます Jacquesも日本酒を飲みながら 何とか箸を操って舌打ち!いえ舌鼓を打って食べました 「鮨のわさびはどうしますか?」と聞かれたので 「これがお鮨だということで同じにして下さい」 とお願いしました わさびも含めて鮨の味わいですから・・・ お鮨は江戸前でいつもふぐからスタートし ひらめ 鯛 トロと続きます どれもちょっと細工がしてあり それぞれの薬味がぴったりマッチしていて全部で15巻くらい 出ます 鮨飯が上品なひと口サイズなので少食な方でも大丈夫です (^_-)-☆ 次々に出るお鮨を 一つずつ興味津々眺め味わって 時折わさびが利くのか顔をしかめて いましたがJacquesがChristianeに何やら聞いてみてと言ったようで Christianeが私に 「Comment dit on c'est très bon en japonais?」 - c'est très bonは 日本語でどう言うの?- と聞いたので「とても美味しいです」と教えると Jacquesに伝え 二人で口を揃えてご主人に「とても美味しいです」と言ったのです! ご主人は感激なさったのかニコッと笑顔を見せて 名前の入った大きな湯呑み茶碗をひとつ Jacquesに「これを記念に」と下さいました!そして裏に声をかけると奥さんが新品の豆絞りの 手ぬぐいを持って来られ それをクルクルと捻ってご自分の頭に巻いている鉢巻を指して 「このように頭に巻きます」と手振りで教えています Christianeと私はカウンターの下で膝小僧をつつき合って含み笑いをしていました ( ´艸`)ウフ どこでも日本人から記念品やお土産を貰うので 「そのためのスーツケースを買わなくては」 と言ったくらいです 皆さんとても優しくて親切ですね 日本人として嬉しかったです Jacquesは上手に巻けなくて 病鉢巻のようになっていましたが「このまま帰る」と言い 我が家に巻いたまま戻りました (*≧m≦*)ププッ! 気になるお鮨のお値段ですか? 小鉢も含めて一人一万円くらいかな? 2000 4月10日 我が家 4月10日 この日は二人の31回目の結婚記念日でした 前年の925プランは 彼女の50歳の誕生日と30回目の結婚記念日をお祝いする パーティーでしたから・・・ それで待望のお鮨をこの日に入れたのです σ(^^)迷プロデューサーでしょう?! 山口最後の夜なので 我が家で母も一緒にシャンパンで乾杯するために 冷蔵庫にはパイパー・エドシックのシャンパンが冷やしてありました パイパー・エドシックは私が初めてフランスに行った時 ここのセラーに連れて行って もらい トロッコのような乗り物で地下のセラーを回ったのです 入り口で美人の黒人女性が「彼女は日本人か?」と聞き ペラペラと何か言ったのですが 私には分かりませんでした (ё,ё) ? Jacques Christiane Lucette 私の四人が乗ったトロッコが動き出すと 「このセラーは1785年・・・・・」と日本語の説明が流れ始めたではありませんか! 私一人のために・・・ 三人には申し訳なかったのですが私は十分楽しめました 日本語の説明が用意してあるのは それだけ日本人観光客が多いということですね 「へぇ!驚いた」と感激してセラーから出ると ちゃっかりお土産用のシャンパンが 山積みされていて「お帰りに1本」とばかり 商魂を見せ付けられました!^^; はい勿論 JacquesとLucetteに1本ずつ贈り 私も1本買って帰りましたよ 「結婚記念日おめでとう!」と四人で乾杯し 彼らもまさか31回目の記念日を 日本で迎えるなんて考えもしなかったでしょう・・・ 人生って分かりませんよねぇ 映画「プリティウーマン」をご覧になりましたか? この中でホテルのスイートルームでシャンパンを飲む場面があったのですが その時ジュリア・ロバーツが苺を食べながらシャンパンを飲んでいたので 行きつけのバーのマスターに聞いてみると 「シャンパンには苺です!最高に合います」 そうなのか・・・ ほら ちゃんと苺も用意しているでしょう!(*^^)v 見よ!この心配り σ(`´)! ☆パチパチパチパチ☆ヾ(゚ー゚ヾ)^ 明日はいよいよ東京へ戻ります ここでお断りを・・・ この時のアルバムが3冊あったのですが 宇部空港から最終日成田までの 3冊目がどうしても見つかりません・・・?? 銀座 浅草 成田でのお別れが入って いたのですが ネガと一緒にどこかにしまってあると思い もう三度実家に帰って 探しましたがどこに入っているのか・・・ 見つけることができませんでした ごめんなさいね・・・ 写真なしで行きますね (ーー;) Top▲ |
by chic-uni
| 2012-07-17 01:24
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Comments(2)
日本での希望の一つが 中谷のお鮨!でかなえられて本当に良かったですね!
結婚記念日を日本で祝う! お二人には最高の記念日ですね。 シャンパンと イチゴ!お母様とuniさん! 素晴らしい心配りのuniさんだからこそ! いろいろな出来事が映画を見るようです。
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chic-uni at 2012-07-17 21:09
彼らがお鮨を希望した時、「なか谷」以外は考えませんでした。
ここなら確かな日本の鮨が食べられますから。 お鮨が本当に美味しくて、驚いたと思います。 その気持ちをご主人に伝えたくて、「日本語では?」と聞いたのですね。 やはりお礼や感謝の気持ちは、その国の言葉で言えるとぐっと相手と 心が近づきます。この辺りから、何か頂いた時には「どもありがとございます」と日本語で 言っていました。^_^ 写真を見ると、こんなことも!と改めて思い出したりしています。 自分に「よくできました」って花まるを押したい気持ちです ヽ(^o^)丿
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