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桜の下で・・・  第二章 / ようこそ日本へ! - 再び山口 -
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     2000  4月10日  山口 なかたに

彼らの日本での希望は新幹線に乗ることと もうひとつはお鮨を食べることでした
このお鮨やさんは10年くらい通っているお店で ここのおまかせはお鮨の極めつけです
ほとんどの友人知人を案内していますが 皆さん「こんなお鮨は食べたことがない・・・」と
感激なさいます いつも始めに小鉢を三品くらい出していただき お酒を飲む方はこれが
こたえられないようです 珍しい逸品ばかり並びます

Jacquesも日本酒を飲みながら 何とか箸を操って舌打ち!いえ舌鼓を打って食べました
「鮨のわさびはどうしますか?」と聞かれたので 「これがお鮨だということで同じにして下さい」
とお願いしました わさびも含めて鮨の味わいですから・・・
お鮨は江戸前でいつもふぐからスタートし ひらめ 鯛 トロと続きます
どれもちょっと細工がしてあり それぞれの薬味がぴったりマッチしていて全部で15巻くらい
出ます 鮨飯が上品なひと口サイズなので少食な方でも大丈夫です (^_-)-☆

次々に出るお鮨を 一つずつ興味津々眺め味わって 時折わさびが利くのか顔をしかめて
いましたがJacquesがChristianeに何やら聞いてみてと言ったようで
Christianeが私に
「Comment dit on c'est très bon en japonais?」
- c'est très bonは 日本語でどう言うの?- と聞いたので「とても美味しいです」と教えると
Jacquesに伝え 二人で口を揃えてご主人に「とても美味しいです」と言ったのです!
ご主人は感激なさったのかニコッと笑顔を見せて 名前の入った大きな湯呑み茶碗をひとつ
Jacquesに「これを記念に」と下さいました!そして裏に声をかけると奥さんが新品の豆絞りの
手ぬぐいを持って来られ それをクルクルと捻ってご自分の頭に巻いている鉢巻を指して
「このように頭に巻きます」と手振りで教えています 
Christianeと私はカウンターの下で膝小僧をつつき合って含み笑いをしていました 
  ( ´艸`)ウフ
どこでも日本人から記念品やお土産を貰うので 「そのためのスーツケースを買わなくては」
と言ったくらいです 皆さんとても優しくて親切ですね 日本人として嬉しかったです
Jacquesは上手に巻けなくて 病鉢巻のようになっていましたが「このまま帰る」と言い
我が家に巻いたまま戻りました (*≧m≦*)ププッ! 
気になるお鮨のお値段ですか? 小鉢も含めて一人一万円くらいかな?


                                     



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    2000  4月10日 我が家

4月10日 この日は二人の31回目の結婚記念日でした
前年の925プランは 彼女の50歳の誕生日と30回目の結婚記念日をお祝いする
パーティーでしたから・・・

それで待望のお鮨をこの日に入れたのです σ(^^)プロデューサーでしょう?!
山口最後の夜なので 我が家で母も一緒にシャンパンで乾杯するために
冷蔵庫にはパイパー・エドシックのシャンパンが冷やしてありました

パイパー・エドシックは私が初めてフランスに行った時 ここのセラーに連れて行って
もらい トロッコのような乗り物で地下のセラーを回ったのです
入り口で美人の黒人女性が「彼女は日本人か?」と聞き ペラペラと何か言ったのですが
私には分かりませんでした (ё,ё) ?
Jacques Christiane Lucette 私の四人が乗ったトロッコが動き出すと
「このセラーは1785年・・・・・」と日本語の説明が流れ始めたではありませんか!
私一人のために・・・ 三人には申し訳なかったのですが私は十分楽しめました
日本語の説明が用意してあるのは それだけ日本人観光客が多いということですね
「へぇ!驚いた」と感激してセラーから出ると ちゃっかりお土産用のシャンパンが
山積みされていて「お帰りに1本」とばかり 商魂を見せ付けられました!^^;
はい勿論 JacquesとLucetteに1本ずつ贈り 私も1本買って帰りましたよ


「結婚記念日おめでとう!」と四人で乾杯し 彼らもまさか31回目の記念日を
日本で迎えるなんて考えもしなかったでしょう・・・ 人生って分かりませんよねぇ
       
映画「プリティウーマン」をご覧になりましたか?
この中でホテルのスイートルームでシャンパンを飲む場面があったのですが
その時ジュリア・ロバーツが苺を食べながらシャンパンを飲んでいたので
行きつけのバーのマスターに聞いてみると 「シャンパンには苺です!最高に合います」
そうなのか・・・ ほら ちゃんと苺も用意しているでしょう!(*^^)v
見よ!この心配り σ(`´)! ☆パチパチパチパチ☆ヾ(゚ー゚ヾ)^

明日はいよいよ東京へ戻ります
ここでお断りを・・・
この時のアルバムが3冊あったのですが 宇部空港から最終日成田までの
3冊目がどうしても見つかりません・・・??  銀座 浅草 成田でのお別れが入って
いたのですが ネガと一緒にどこかにしまってあると思い もう三度実家に帰って
探しましたがどこに入っているのか・・・ 見つけることができませんでした
ごめんなさいね・・・ 写真なしで行きますね (ーー;)

           
Top▲ | by chic-uni | 2012-07-17 01:24 | Comments(2)
Commented by ヘラとアミ at 2012-07-17 19:54 x
日本での希望の一つが 中谷のお鮨!でかなえられて本当に良かったですね!
結婚記念日を日本で祝う! お二人には最高の記念日ですね。
シャンパンと イチゴ!お母様とuniさん!
素晴らしい心配りのuniさんだからこそ! 
いろいろな出来事が映画を見るようです。
Commented by chic-uni at 2012-07-17 21:09
彼らがお鮨を希望した時、「なか谷」以外は考えませんでした。
ここなら確かな日本の鮨が食べられますから。
お鮨が本当に美味しくて、驚いたと思います。
その気持ちをご主人に伝えたくて、「日本語では?」と聞いたのですね。
やはりお礼や感謝の気持ちは、その国の言葉で言えるとぐっと相手と
心が近づきます。この辺りから、何か頂いた時には「どもありがとございます」と日本語で
言っていました。^_^
写真を見ると、こんなことも!と改めて思い出したりしています。
自分に「よくできました」って花まるを押したい気持ちです ヽ(^o^)丿
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