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桜の下で・・・  第二章 / ようこそ日本へ! - 秋芳洞・津和野 -
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   2000  4月10日  秋芳洞入り口

この日はあいにく朝から雨でしたけれど 私の車で国定公園の秋芳洞・秋吉台を
山口へ抜け そこから津和野まで行き 帰りに山口でお鮨を食べる予定でした
今ならカーナビがありますけれど 当時私は秋吉台から山口に抜ける道路を走ったことが
なかったので これも前もって感動の一日にご登場のSさんの車に同乗して道を教えて
いただきました あの人もこの人も・・・持つべきものは良い友人です!
皆さんお世話様になりました ありがとう!

鍾乳洞を観て 秋吉台は雨のため車内から見物して一路山口へ(ここは一行で終わり!)
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    2000  4月10日  山口 Café du courage

今はもう無いのですが山口に「Café du courage」という喫茶店があって ここの
- blanc et Noir -というコーヒーが素晴らしく美味しかったので ぜひそれをご馳走
したいと思い行きました Jacquesに「blanc et Noir trois (ブランエノワール三つ)」
と美しいフランス語で注文してと言っておいたのですが 入った途端珍しいものばかりで
許可を取って撮影を始めちゃいまして 結局私が「ブランエノワール三つ」と注文しました!
どんなコーヒーだったのか知りたいでしょう?
濃く抽出したコーヒーにシロップとコーヒーリキュールが入っていたと思います
これをシェーカーに入れ 氷を張ったボールに入れて回しながら冷たくしたら
カクテルグラスかワイングラスに七分ほど注ぎ 上から生クリームをスプーンの底を
伝わせて重ねます 名前のとおり「白と黒」です
口に含むと濃いコーヒーと生クリームが混ざり合って それはそれは極上のお味でした
二人ともひと口飲んでじっとグラスを見つめ 「美味しい・・・・・」と感激をかみ締めていました
この時マスターが「遠いフランスからおいで下さりありがとうございます これは私からの
サービスです」と自家製のクリームブリュレを三人にご馳走して下さいました
このマスターは口数は少なかったのですが 職人肌の腕の良い それと同じくらい気持ちの
良い方でした 
メニューを見ていてクロックムッシューを見つけ お昼だし今日も大好きなパンをどうぞ
ということで三人分注文すると 今度はそれにチャイを添えて下さいました \(◎o◎)/!
「先ほどコーヒーは飲まれましたから 今度はチャイを・・・」ですって!
Christianeが雰囲気を察して「チャイのこと?」と言ったので「クリームブリュレとチャイは
あなた方への気持ちとしてマスターのサービスよ」と言うと「ただ?!」と
驚いていました
マスター(現在はサラリーマンに転職なさったとか・・・) その節は温かいお心遣いを
本当にありがとうございました m(__)m
          
そうそう思い出しました - blanc et Noir -がいかに美味しかったかというエピソードを
二つばかりご紹介しましょう 笑えますよ ^^;

● 元ヤンキーの澄ちゃんと行った時
目の前に出されたグラスを眺め ちょっと気取って格好をつけ おもむろに口に運んで
ひと言 「先輩 これは舌打ちする味ですね?」
「?! 澄ちゃん 言いたいことは分かる・・・ 気持ちもよ~く分かる・・・
けど それを言うなら 舌鼓を打つじゃない?」
「おぉ~!それそれ!」 舌打ちは忌々しい時に「チェッ!」と打つものですよねぇ?
やれやれ・・・ (ーー;) この後二人の間では「舌打ちコーヒー」になり 「澄ちゃん
そろそろ舌打ちコーヒーを飲みに行こうか?」なんて・・・

● スナックのお客様の社長さんと行った時
待ち時間が長かったので「いやに時間がかかるね?」「もう来ますよ 時間がかかる分
美味しさが詰まっていますから」「おっ やっと来た・・・ 見るからに高級そうだね・・・」
やはりちょっと格好をつけて おもむろに口へ・・・・
「旨い!」顔が輝いていました ここで一気に飲み干し「もう一杯下さい!」
「ヾ(^o^; ) 社長さん また時間がかかりますよ」「かかってもいい これは旨いわ!」
   やれやれ・・・ (ーー;)
             
            
                          



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       2000  4月10日  津和野

日本人の優しさ 親切さに胸もいっぱい お腹も満たされ 雨上がりで白く輝きを増した
満開の桜の歓迎を受け タイヤを履いた篭で峠を越えるべく津和野へ出発~~
峠のカーブを曲がる度に目の前に開ける桜絵巻に三人が同時に歓声を上げ あっと言う間に
津和野に到着 えらい早いな・・・ (ーー;)
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      2000  4月10日  津和野

津和野のきれいな街並みにChristianeは「誰がこんなにきれいに掃除しているの?」と
感心しきりでした どこも木の天辺まで花が開き 桜の国日本の夢のような風景だったと
思います ビジネスの神様にお参りして お堀の鯉に餌をやり 心からリラックスして
日本の休日を愉しんだようです

またまた4輪の篭で山口まで戻り サビエル記念聖堂を見学しJacquesは記帳する
ノートに -フランスから来ました 日本での皆さんの親切に感謝します- と書いて
いたと思う・・・?
Christianeは献金箱にお金を入れたつもりが 違う箱に入れてしまい私とつつき合って
笑ってしまいました

いい時間になったので予約していた「なか谷」へ (*^_^*) ← 三人分の笑顔

          
   つづく

          
Top▲ | by chic-uni | 2012-07-16 00:09 | Comments(2)
Commented by ヘラとアミ at 2012-07-16 20:03 x
美味しそうーーーーーー!!!!!
その舌打ちコーヒー 飲みたかったです。止められたなんてほんっとに
残念です。
桜の下の写真いいですね! 本当に桜と一緒の休日ですね。
Commented by chic-uni at 2012-07-16 20:55
ヘラとアミさん、初めてこれを知ったのは山口の提灯七夕の夜で、母とお友達と三人で行き、
人の波に疲れてこのお店に入ったのです。
アイスコーヒーを注文すると「うちのアイスコーヒーは氷が入りませんが・・・」って。「はっ?(何でもいいや、喉が渇いているので)それ下さい」
それで出て来たのが- blanc et Noir -でした。
「こんな美味しいコーヒーは初めて~~ (∪。∪) ♡」 衝撃的でしたよ!
ここでは何時もこればかり~。このコーヒーを飲むためだけでも山口に
行く価値はありましたね。
私も本当に残念です。;_;
満々開の桜がきれいでしょう?夢のような風景でした。
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